HIROBA

ソングライター水野良樹が主宰するHIROBAの公式noteです。 『考えること、つながること、つくること』 その3つを豊かに楽しむための広場=HIROBAをつくっていく試みです。 定期購読マガジン『HIROBA公式マガジン』のご購読もよろしくお願いします。

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    • HIROBA公式マガジン

      水野良樹(いきものがかり)の実験的プロジェクトHIROBAの公式マガジンです。毎週金曜日にラジオ的長文コラム『そのことは金曜日に考えるから』が更新されます。その他の記事も随時更新します。ぜひご購読ください。

    • 関取花 連載 「はなさんさん」

    • 松井五郎さんにきく、歌のこと(月2回更新)

    • HIROBA編集版 「阿久悠をめぐる対話を終えて」(全8回)

    • 〜阿部さんと水野くんの永遠会議〜

    記事一覧

    『小説家Z』 水野良樹×彩瀬まる 第4回:長編物語で行けるといい場所。

    <光る野原を 君にあげたい>の最後一行。 彩瀬:よく他の作家のひとと、「ひとつのお話をずーっと嘘のない形で書いていくと、最後のほうでやっと普遍性に触れられる」み…

    HIROBA
    6か月前

    『小説家Z』 水野良樹×彩瀬まる 第3回:作家に冷静でいてほしいか、それとも、いちばん猛り狂っていてほしいか。

    1か月ぐらいスケジュールが空いたとしたら。 彩瀬:たとえば、水野さんが洞窟に閉じ込められて、もうひとりだけ。音楽を作っても聴くのは自分だけ。自分の魂を慰めるため…

    HIROBA
    6か月前

    『小説家Z』 水野良樹×彩瀬まる 第2回:綺麗に清算できないもののなかで、いかに楽に生きていくか。

    作者の人間くささが、出ている小説と出てない小説。 水野:物語って、フィクションじゃないですか。一方で、現実の彩瀬さんが経験されている日々や、考えていることがあっ…

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    6か月前

    『小説家Z』 水野良樹×彩瀬まる 第1回:小説を書く体感は山登りと同じ。

    五感が働く細部の感覚をみちみち書くのが好き。 水野:小説家Z。このコーナーは小説家の方、物語を作られている方に、どのように物語世界を作っているのか、なぜ物語を書…

    HIROBA
    6か月前

    読む『対談Q』 水野良樹×宇野常寛 第4回:問いを立てることはビジョンを持つこと。

    「こんなラーメンが食べたい」でもいい。 水野:問いを立てる上で、いちばん最初にするべきはなんですか? 何を心がければいいですか? 宇野:問いを立てるということは…

    HIROBA
    6か月前

    読む『対談Q』 水野良樹×宇野常寛 第3回:お客さん(=読み手、書き手、仲間)は育っていく。

    プラットホームからの自立。 水野:場づくりで言うと、YouTubeでいわゆる「~してみた」みたいなネイティブなYouTuberだけじゃなく、芸能の世界からYouTubeに転身して成功…

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    6か月前
    『小説家Z』 水野良樹×彩瀬まる 第4回:長編物語で行けるといい場所。

    『小説家Z』 水野良樹×彩瀬まる 第4回:長編物語で行けるといい場所。

    <光る野原を 君にあげたい>の最後一行。

    彩瀬:よく他の作家のひとと、「ひとつのお話をずーっと嘘のない形で書いていくと、最後のほうでやっと普遍性に触れられる」みたいな感覚について話し合うことがあります。たとえば、オリエンタルランドのアトラクションとかって、安全な設計がされていて、ここで上がって落ちて、キャーッ!ってなって、最後は出口まで連れてってくれて、「ばいばーい」ってなるじゃないですか。それ

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    『小説家Z』 水野良樹×彩瀬まる 第3回:作家に冷静でいてほしいか、それとも、いちばん猛り狂っていてほしいか。

    『小説家Z』 水野良樹×彩瀬まる 第3回:作家に冷静でいてほしいか、それとも、いちばん猛り狂っていてほしいか。

    1か月ぐらいスケジュールが空いたとしたら。

    彩瀬:たとえば、水野さんが洞窟に閉じ込められて、もうひとりだけ。音楽を作っても聴くのは自分だけ。自分の魂を慰めるための曲を作る。ってなったら、今とはまったく違う曲を作られますか?

    水野:作ってみないとわからないところがあるんですけど…。曲を作ることは間違いないですね。

    彩瀬:あぁー。

    水野:2~3年前、すごく忙しかった時期、本当に疲弊して精神的に

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    『小説家Z』 水野良樹×彩瀬まる 第2回:綺麗に清算できないもののなかで、いかに楽に生きていくか。

    『小説家Z』 水野良樹×彩瀬まる 第2回:綺麗に清算できないもののなかで、いかに楽に生きていくか。

    作者の人間くささが、出ている小説と出てない小説。

    水野:物語って、フィクションじゃないですか。一方で、現実の彩瀬さんが経験されている日々や、考えていることがあって。その元の“原液”とフィクションとの距離ってどれぐらいのものですか?

    彩瀬:私はそんなに遠いほうではないんだと思います。幻想的な風景や物語を書いているときでも、根っこの部分の起伏というか、喜怒哀楽や、「何か今すごく不思議な感覚があった

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    『小説家Z』 水野良樹×彩瀬まる 第1回:小説を書く体感は山登りと同じ。

    『小説家Z』 水野良樹×彩瀬まる 第1回:小説を書く体感は山登りと同じ。

    五感が働く細部の感覚をみちみち書くのが好き。

    水野:小説家Z。このコーナーは小説家の方、物語を作られている方に、どのように物語世界を作っているのか、なぜ物語を書いているのか。2つの軸をテーマにお話を伺っていくトークセッションです。今回のゲストは作家の彩瀬まるさんです。よろしくお願いします。

    彩瀬:よろしくお願いします。

    水野:まず彩瀬さんとの繋がりのスタートラインとして、HIROBAの『OT

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    読む『対談Q』 水野良樹×宇野常寛 第4回:問いを立てることはビジョンを持つこと。

    読む『対談Q』 水野良樹×宇野常寛 第4回:問いを立てることはビジョンを持つこと。

    「こんなラーメンが食べたい」でもいい。

    水野:問いを立てる上で、いちばん最初にするべきはなんですか? 何を心がければいいですか?

    宇野:問いを立てるということは、今そこに物事があるとき、目指すべきビジョンを持つことなんですよ。

    水野:ビジョン。

    宇野:たとえば、僕はあるワイドショーに何年か出ていたんですけれど。シングルマザーがネグレクトして子どもを死なせてしまったというニュースがあって。そ

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    読む『対談Q』 水野良樹×宇野常寛 第3回:お客さん(=読み手、書き手、仲間)は育っていく。

    読む『対談Q』 水野良樹×宇野常寛 第3回:お客さん(=読み手、書き手、仲間)は育っていく。

    プラットホームからの自立。

    水野:場づくりで言うと、YouTubeでいわゆる「~してみた」みたいなネイティブなYouTuberだけじゃなく、芸能の世界からYouTubeに転身して成功を収めている方がたくさんいらっしゃるじゃないですか。既存の大手芸能事務所の枠組みにはまらず、個人の力で利益を得たり、成功をしたり。これ、一面ではすごくいいことなんだけど、新しいことをしたわけじゃなくて、あくまでYou

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