
「なにをしたいのかがよくわからない」と言われることが、また増えてきた。
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7月も後半に入ってきた。オリンピックが目前に迫っている。もうそんな時期か。顔をもっともらしくしかめながら「今年もあっという間ですよね」と愚痴るのがひとつの大人の嗜みなのかもしれないけれど(んなこたない)、この「あっという間」の深刻さが例年とは比べ物にならない気がする。時が経ったことに本当に気づいていないくらいの感じが。体調を崩していたこともあって、時間の経過をより感じづらくなっていた。回復して、後回しになってしまった仕事に追われている。
つくることや、書くことは、おそらく自分の「仕事」であるわけだけれど、ここ数年はそれに”集中する”というよりはそれに”逃げていた”。どこか健全ではなかったと思う。だが自分の力の及ばぬところで、そう自ずとなっていた。バランスをとるために両極端なものを自分のなかに置いてた。
— 水野良樹 (@mizunoyoshiki) May 24, 2021
これからは”集中する”にシフトしたいと思っている。それでいくらか”仕事”と呼ばれるたぐいのことを失うかもしれないし、人も離れるかもしれない(もともとそんなに周りに人はいないけれど。助けてくれる人たち、ありがとう)。ただ、後悔しそうだし、たぶん絶望もしてしまいそうだから。
— 水野良樹 (@mizunoyoshiki) May 24, 2021
定期的にこういうことはつぶやくのだけれど、40歳を前にして(来年の12月で40です)、あくまでこの種のことを”愚痴”や”ぼやき”にとどめておくフェーズはいい加減終わりにしなきゃいけないなと思い至っている。
まだ若さがいくらかは残っているこの年齢で、がっつりやっておかないと文面通り、後悔しそうだ。
「なにをしたいのかがよくわからない」と言われることが、また増えてきた。
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