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読む『対談Q』スキマスイッチ前編①

HIROBA

HIROBAの公式YouTubeチャンネルで公開されている『対談Q』。こちらを未公開トークも含めて、テキスト化した”読む”対談Qです。

今回のゲストはスキマスイッチのお二人。

水野:さぁ対談Qです。今日はHIROBA初のYouTubeコラボ。これはもう大先輩に甘えようということで、こちらのお二方に来ていただきました。スキマスイッチの大橋卓弥さん、常田真太郎さんです。よろしくお願いします。もう大先輩!

常田:そうでもないんだよ。

大橋:そうでもないんだよ、キャリア的に。

水野:マジっすか?

常田:2003年デビューだから、うち。(いきものがかりは2006年デビュー)

スキマスイッチ
大橋卓弥(おおはしたくや)、常田真太郎(ときたしんたろう)のソングライター2人からなるユニット。
2003年「view」でデビュー。大橋の温かく包み込むような独特の歌声、それを支える常田の卓越したサウンドクリエイトで「奏(かなで)」「全力少年」 など、ヒット曲を次々と生み出す。
2021年5月から公式YouTube番組「スキマスイッチのこのヘンまでやってみよう」の放送がスタート。
11月24日にはコンセプトオリジナルアルバム「Hot Milk」「Bitter Coffee」を2枚同時リリース。アルバムを引っ提げての全国ツアー「スキマスイッチ TOUR 2022 “cafe au lait”」が2022年2月10日栃木公演を皮切りに開催される。


水野
:いや、でも僕らがデビューしたときには、活躍されているってイメージ。インディーズの頃に聴いていたので。山下とかと車の中でずっと聴いていたから。

大橋:多分はじめて会ったのは、小田さんの『クリスマスの約束』だよね?いきものがデビューした年でしょ?

水野:そうです。

大橋:そのときにさ、楽屋が隣だったんだけど…

常田:言っちゃうその話?(笑)

大橋:すっごい、楽しそうなの。キャッキャ、キャッキャ言って。

水野:うるさかったんですね(笑)。

常田:若さを感じた。ワイワイしてたし。キラキラしてたし。

水野:僕らは逆にスキマのお二人に余裕を感じていたんですよ。

大橋:いやいやいや!

水野:有明コロシアムですよね?5000人規模の会場なんて初めてで。テレビもまだそんなに出てないから緊張してるし。

常田:まだ半年ぐらいしか経っていなかったもんね、デビューしてから。

水野:吉岡ガッチガチになっていて。

大橋:でも本番が始まったら全然大丈夫だったよ。聖恵ちゃん、めちゃくちゃ堂々と歌ってた。

水野:聖恵見てるかー?あのとき、お二人が小田さんと曲を作るっていう企画があって。

大橋:そうそう、やったね。

水野:で、楽曲の制作ドキュメンタリーが会場で流れて。常田さんが小田さんにダメ出ししていたんですよ。

常田:ダメ出しじゃなくて、ツッコミね(笑)

水野:信じられなくて(笑)

大橋:僕もよく覚えています、そのくだりは。

水野:すごいなと思って。小田さんに!!って(笑)

水野:いやー、そういうわけでして。今日一応テーマを決めていまして。「よいコンビとは?」

常田:字がちっちゃいな!

水野:お二人にもご報告したんですけど、いきものがかりが3人から2人組になりまして。ここは長くお二人でやられている先輩方に、どうしたら2人でやっていけるのかってことを相談しようかなと。

大橋:それ、なに?2人で始めてギクシャクしてるの?(笑)

水野:いや、2人の間合いがわからなくて(笑)

大橋:素朴な疑問でさ、聖恵ちゃんと2人で楽屋は一緒なの?

水野:えっとね、楽屋は別が多いです。

大橋:はいはい。別が多い。

水野:急にもう地雷、踏んでる(笑)。

大橋:いや、そこからなのよ!まずは!(笑)

水野:お二人はどうなんですか?

大橋:一緒ですよ、完全に一緒。新幹線も並んで座る。

常田:うん。並んで。

水野:会話はあるんですか?

大橋:めちゃめちゃあるよ。

常田:もちろん、ないときもある。もう全然気にしない。だってそもそも、別に会話がなくたっていいんだもん。

水野:無言でも全然大丈夫?でも、雑談もできる。

大橋:そう。「あー、そういえばさ、あれ見た?」とか普通の世間話を。

常田:「こないださー」とかいうレベルの。

大橋:あと一緒に「ちょっと時間あるから、やる?」ってゲームをやったり。

水野:え、ゲームやるんすか!?

大橋:やるやる。

常田:まぁ、やるよね。

水野:ゲームはない…。

常田:山下といてもやらなかったの?

水野:山下とは会話がない(笑)。

大橋:おい、いきものがかり、大丈夫!?(笑)

水野:山下とは2人にされると、本当に無言なんですよ。

大橋:古い仲だからってことか。

水野:そうそう、そういうことです。1回ミュージックビデオの撮影で聖恵のシーンが多すぎて、僕ら14時間待ちっていうのがあったんですよ。


常田
:1回、帰れよ(笑)。

大橋:それはマネージャーの入り時間のミスだから!

水野:楽屋で14時間ひと言も話さない。

大橋:ははは。

水野:だからお二人でゲームをするって、自然に誘うんですか?

常田:「こないだ負けたし、ちょっと悔しいからもう1回やって」とか。

水野:それはすごいっすわ。

常田:まぁ最近なのかなぁ、でも。最近っていっても10年ぐらい経つけど。デビューして2~3年ぐらいは喋るっていうか会わないっていうのが多かったから。制作とかも別だったし。

大橋:あの頃は忙しすぎたんでね。

常田:俺だけ入りが違うとか。遅れて行って、スタジオ作業あるから先に出て、みたいなこともあったし。

大橋:聖恵ちゃんとは「今からお仕事はじまります、水野さん時間ですよ、聖恵ちゃん時間ですよ」で、現場で会うの?

水野:現場で会います。

大橋:で、また別々の楽屋に入るの?

水野:別々の楽屋に入ります。

常田:どっちかが早めに入ったりとかしたら、コンコンってして「おいーっす」とか、やる?

水野:あ、それはしますよ。一応来ていることは伝えます。

常田:お互いに?

水野:お互いに。

常田:そこから普通に話し合うとかは?

水野:しないですねー。あとね、歌番組か、歌のない仕事かで全然違うんですよ。

常田:あー!

水野:歌がない仕事のときは雑談が始まることもあるんですけど、歌がある仕事のときは、彼女がピリピリモードのときもあるので、全身を使って空気を読まないといけない。

大橋:それはわかる。それは僕もボーカルとして気持ちがわかる(笑)

水野:常田さん、そこはどうですか?

常田:そういうとき、同じ楽屋だと申し訳ないなって思うね。こっちはすごい自由に過ごしちゃっているから。

大橋:あったの。1回テレビ番組で、僕はちょっと早めに入って声出しをしないといけない。ウォーミングアップをしないといけない。で、一生懸命ウォーミングアップしている横で、シンタくんがひとりでゲームやってたの(笑)

水野:ははは。

大橋:なんで、こんなにも差が出るんかと。コンビ内で。空気感が全然違うわけ。だからその聖恵ちゃんの気持ちはちょっとわかる。やっぱり歌う前は、そりゃピリピリするかもしれんな。

水野:男子の楽屋を見るのが嫌なタイミングはあったみたいですね。男子の楽屋に入っていくと、ひとりは文庫本読んだり、ひとりは寝てたりするから。この差は何だって。逆に男子がリラックスしているのを見て、彼女が安心するっていうパターンもあるらしくて。それはその時々に応じて違う。反対に、大橋さんが常田さんに気を遣うみたいなことはあるんですか?

大橋:あるある。

水野:制作中とか。

大橋:制作中…。もちろんお互いの意見をぶつけ合って作るから。どっちも曲も詞も作るからね。ぶつかるんですよ。ぶつかるけど、なんていうのかな。たとえば、僕がもってきたA案と、シンタくんがもってきたB案があって、どっちも飲み込めないとき。

水野:おお、どうするんですか?

大橋:そういうときは、2つとも捨てて2人で新しいC案を作るっていうのが大体の流れなの。どっちもやめようって。ラチがあかないから。

水野:へええ!

大橋:でもね、ちがうパターンもあって。こないだはそっちが譲ってくれたから、今回はこっちが譲ろうか、みたいな。そういうこともある。

水野:貸し借り(笑)。

大橋:そうそう、そういう感覚はある。

常田:ここはいいけど、こっちだけは通させてとか。

前編②へつづく…


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