
読む『対談Q』世武裕子(映画音楽家)後編③(未公開トーク)
HIROBAの公式YouTubeチャンネルで公開されている『対談Q』。こちらを未公開トークも含めて、テキスト化した”読む”対談Qです。
今回のゲストは映画音楽家の世武裕子さん。
10月28日発売の『OTOGIBANASHI』にて「哀歌」という楽曲をサウンドプロデュースしてくださっています。水野良樹とは、なんと同い年。はからずも同級生対談となった2人のトークは、笑顔が絶えない明るいトーンのまま、さりげなく深いところまでたどり着きます。
前回のつづきから↓
私は死にたくない。
水野: 何かを目指している感じはあります? そういうことじゃなくて今を生きている感じなのか。
世武:うーん…死にたくない。最近そればっかり感じてる。とにかく死にたくない。時間がないんですよ。本当に欲張りなので。
水野:死にたくないっていうのは、どこから来るんだろう。寂しさ?
世武:よく言われるし、自分でも思うけど、生命力に振り回されそうになるんですよ、自分自身が。これでも抑制しているんですけど。あと、なんやかんや今の人生がすごく好き。だから死にたくない。同じ人生をもう一回歩めないから。
水野:そっかぁ。たしかに、なんかを目指している感じはしないんだよなぁ。
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ソングライター水野良樹が主宰するHIROBAの公式マガジンです。HIROBAは『つくる、考える、つながる』を楽しむ場をつくりだす実験的プロジェクトです。様々なゲストの方々との対談、創作が、発表されていきます。HIROBAや水野良樹個人の活動を、ご支援してくださる方はぜひご購読ください。
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